J-MEDIA

MENU

COLUMN

コラム

ホーム > COLUMN > EVERY.LIVE 配信を盛り上げるには

EVERY.LIVE 配信を盛り上げるには

facebook

line

twitter

 ライブ配信成功のための循環についての解説を2回続けて①と②についてお話してきましたが(前回と前々回の記事へのリンク)、今回は③についてお話したいと思います。

 配信がどうすれば盛り上がるか?これはおそらくすべてのライバーたちが悩み続ける点ではないかと思います。ここに正解が作れたら多分苦労するライバーなんていないのだろうと思います。パフォーマンスを取り入れたり、ゲーム要素を取り入れたり、皆さん工夫されていますよね。

 それぞれ個性を生かした配信をされている方が多いですが、盛り上がっている枠を見ると共通する点がいくつかあるな、と思う点を紹介したいと思います。

1. 双方向のコミュニケーション

 ライブ配信の醍醐味はやはり双方向のコミュニケーションです。一方的にライバーが話すのではなく、双方向にコミュニケーションを行えている人の配信はコメントが盛り上がっていることが多いです。リスナーにいろいろ質問したり、共通の話題を見つけたらそこから話を広げたりというのがとてもうまくいっている場合が多いです。

 歌などのパフォーマンスを取り入れる場合も、一方的にパフォーマンスを見せるだけであれば動画と変わりません。 ただ歌うのではなく、歌える曲のリストを公開してリクエストを受けたり、あるいは2つの歌のあとでどっちが好きだったかなどを聞いたり、といった工夫をしている配信は盛り上がっている場合が多いです。

2. リスナーをうまく巻き込んでいる

 よくコメントくれるようなリスナーがいてその人のコメントで会話が盛り上がっていくとたまにコメント欄が一人のリスナーで埋まってしまうというのを見かけます。それでももちろんコメントがないよりは良いのですが、それが続いてしまうと他のリスナーがコメントしづらく感じてしまうこともあります。リスナーが少ないと特にその傾向が強くなります。

 盛り上がっている配信のライバーはそういう時に他のリスナーさんにもうまくコメントを促して巻き込んで行っている場面をよく見かけます。

 例えば、あるリスナーとの会話でアイドルの話が出たとしたら、他のリスナー達に好きなアイドルがいるかとか、あるいはすでにアイドル好きだとわかっているリスナーがいたらその人にも話を振っているという感じです。

 こうすることでいろいろな人のコメントが促されて、自然と枠が盛り上がっているように感じます。

 もう一つ、このリスナー達をコメントに巻き込んでいくのって実は別の効果も生み出していきます。それはリスナー達を「配信から抜けやすくする」効果です。
 ライバーの視点で見ると違和感を受ける人もいるかもしれませんが、リスナーから見ると抜けやすい枠は入りやすいのです。
 一対一でずっと話が続いてしまうと途中で悪いかな?と抜けにくくなります。例えば用事があったりして抜けたいと思ってもなかなか抜けられないという経験をしてしまうと、次に配信に来るのを躊躇ってしまうリスナーも多いでしょう。抜けやすければ次はいる時に躊躇うこともなく入ってきてくれるので、枠にいる人が徐々に増えていく傾向があります。

3.ライバー自身が楽しんでいる 

 いろいろここまで書きましたけど、最後のこれが一番重要だと思います。

 やはりライバー自身が配信を楽しんでいて、楽しそうに配信していると、見ているリスナー達も自然と楽しい気持ちになっていきます。

 逆につまらなそうに配信していたり、配信をいやいややっているそぶりが見えるとリスナー達も盛り上がりにくくなってしまいます。

 別に無理やり嫌なことがあっても明るくふるまう必要があるというわけではありません。例えば配信を長くやっていくとひどいことを言うようなリスナーもいるでしょうし、傷ついたりするようなことも起きると思います。それは全然リスナー達に見せても構わないと思います。むしろリスナー達の共感も高まるでしょうし。そういうのを無理にため込んでしまうとどんどんストレスがたまるので、そういうときは素直に感情を出すのも必要でしょう。そうすることで次の配信もまた楽しむことができるでしょう。

 リスナーを楽しませようと皆さん考えると思いますが、それ以上に自分が配信を楽しめるにはどうしたらいいか?を考えてみるのも必要なのではないでしょうか?

 

 まとめると「双方向のコミュニケーション」ができていて「リスナーをうまく巻き込み」ながら「ライバー自身が楽しんでいる」配信は自然と盛り上がっているように見えます。配信が盛り上がらない時はその辺を見直してみるのもよいのではないでしょうか?

この記事をシェア

登録ライバー2000人突破