ライブ配信成功のための循環についての解説をお話してきましたが今回でこのシリーズも最終回、最後の「④ギフトを伸ばすには」を解説していきたいと思います。
ライバーの成績はやはり最後はギフトで計られますし、それがライバーの報酬の原資でもあるわけで、ここを伸ばすことが最終的な目標になります。皆さん今月は○○ダイヤ目標と掲げて配信を頑張っていくわけです。
でも、ただ応援をお願いするだけではなかなかギフトが伸びない場合もあります。そこで今回はリスナーの目線でみて、応援したいという気持ちが強くなる例を紹介したいと思います。
1.目的へのストーリーがある
目標に対する理由が明確な場合が一つ目です。ただ○○ダイヤ目標というだけではなく、その目標に対する理由、つまり『目的』が示されている場合はやはり応援する気持ちに熱がはいりやすいです。
「ライバーとして上を目指すために月間ランキングに入りたい。だから先月のランクインのボーダーだった○○ダイヤを目指したい」といった感じですね。
たいしたものではある必要はないかもしれませんが、やはり目標が設定されている理由となる目的が示されていると応援する側も熱が入りますね。
2. イベントの活用
1とも似た話になりますが、ストーリーを描きやすいのがイベントです。EVERY.LIVEは魅力的なプライズの設定されているイベントも多数あります。
実際の会場に予選を勝ち抜いてきたライバーが一堂に集まって配信するオフラインイベントや渋谷の看板モデルになれるモデルイベント、ママさんライバー限定のイベントなど、種類も様々です。
イベントを頑張ると宣言することで目的とストーリーができあがりますし、短期間のイベントという競争で応援するリスナー達も熱が入りやすいです。
「オフラインイベントに出たい」「看板に乗って有名になりたい」「雑誌に出て有名になりたい」「記念のバッジが可愛いからほしい」「バナーに出たい」などなど、目的が描きやすいしリスナー達と共有しやすくなります。
3.プライベートイベント
EVERY.LIVEにはプライベートイベント(マイイベント=マイイベと呼ばれることが多いです) という機能があります。イベント期間などに合わせて設定し、イベントギフトを多くくれたリスナー順位に応じてお礼の品を設定するという使い方が一般的です。
それ以外にもマイイベとし月間○○ダイヤ以上の応援をくれたリスナー達はフレンズ機能を使ったプライベートチャットやLineのOpen Chatに招待、あるいは月間の応援ランキングでお礼のプライズを設定しているライバーもいます。
プライベートイベントのプライズも皆さん工夫を凝らしています。ロゴ入りのマグカップやマスクなどから、クリアスタンドやキーホルダーなどのグッズもありますし、アイコン用イラスト作成やメッセージ入りの写真など、皆さんできる範囲でリスナーに喜んでもらえるよう工夫しています。
ここからは1人のリスナーである私の感想になってしまいますが、正直いろんなグッズもうれしいですが、私はアイコン用の絵とか写真やチェキなんかの方が嬉しかったりします。さらに言えば、プライズと一緒に入ってくる数行のお手紙の方がもっと嬉しかったりします。
ギフトを送るのって、言ってしまえばお金を送っているのと同じなので、あまりお金かけたプライズを用意されると正直心配になるんですよ。それよりはできる範囲で手間をかけたものの方が嬉しかったりします。多分、親が子供からもらった肩たたき券をいつまでも大事にしているのと同じような心境なのかもしれません。
さて今回まで4回に分けてライブ配信を成功させるための4つのステップからなるサイクルとそれぞれに打つべき手段を紹介してきました。最初(EVERY.LIVEでライブ配信を成功するための考え方)にも説明しましたがこの4つのステップのどこに問題があるか?とその対策があっていないと大きな効果は望めません。改めて自分の配信を見直し、自分のやっていることがその問題点に対する対策になっているか?を見直してみるのもよいのではないでしょうか?