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IRIAM 二次元の世界への旅立ち

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 今回の記事は、いつもお世話になっている『ほげたろ』さん執筆シリーズのコラム記事です。

 

 先日のコラムにて「新感覚Vtuberアプリ IRIAMについて」を取り上げさせていただきました。

 ライブ配信というと少し前までは17LiveやBigoLive、Pococha、everyliveなどの顔出しのライブ配信が主流でしたが、最近はVTuberがメジャーになる中でVTuber/VLiverによるライブ配信もかなりメジャーになってきました。

 そこで今回のコラムでは顔出しの三次元配信とVTuber/VLiverによる二次元配信との違いを、特に二次元配信の良さを中心にお話ししたいと思います。

1. ライバーから見た良さ

 ライバーの視座から見た場合、三次元配信と比べるとキャラの絵がリスナーとの間に立つことが大きな違いになると思います

(1)なりたい自分になれる

 多かれ少なかれ、ライブ配信をして多くの知らない人たちに見てもらうという状況では自分を飾る必要が出てきます。それは服装や化粧みたいな外見だけではなく、話す内容や話し方も同じです。例えば普段はあまりしゃべるのが得意ではない人がライブ配信をするときには頑張って明るく話そうとしたりすることはよくある話です。
 でも、スマホに自分の顔が映っていて、相手にも自分が見えていると思うと、気恥ずかしさを感じてしまったりして、それが思うようにできないという初心者ライバーも結構います。
 そこが二次元だと、写っているのはなりたい自分を投影したキャラであることが、自分の気恥ずかしさを取り除いて「なりたい自分に没入できる」という効果をもたらします。

(2)キャラが自分を守る盾になる

 三次元のライブ配信ではちょくちょく起こることですが、リスナーさんたちの心無いコメントでライバーが配信をやめてしまうということが起きます。悪意を持っていうだけではなく、何気ないコメントがライバーのコンプレックスに刺さってしまったなどというのも見かけます。コンプレックスをいじられれば誰だって傷つきますよね。
 でも二次元の場合、もちろん外見は見えないからそういったことが起きないというのもありますが、それ以外でもアンチと呼ばれるようなリスナーが現れたとしても、その言葉は自分ではなく自分の演じるキャラに向いています
 好きなキャラの悪口を言われれば腹も立ちますが、一方で自分自身ではないのでキャラがその攻撃を受けてくれる盾になり、自分が傷つくことから守ってくれるわけです。
 ライブ配信は多くのリスナー達と接することになるので、どうしても人気が出てくるとそういった変な人たちも多く来るようになってくる中で、ここも一つの大きなメリットになります。
 また、キャラによる配信になることで身バレのリスクなども三次元配信に比べれば低くなります(なくなるわけではありません)。このあたりもキャラがライバーを守る盾になっていると言えると思います。

 それ以外にも三次元配信のように部屋を配信用に飾ったり、あるいは化粧や服などに気を使う必要がないので「配信をいつでもすぐに始められる」、またキャラの絵を用意できれば「その日の気分に合わせてキャラの雰囲気を変えることも簡単にできる」なんてメリットもあります。IRIAMでは普段はかっこいい、きれいな八頭身キャラで配信しているけど、まったり配信したいときはデフォルメされたかわいいキャラ絵で配信しているライバーさんも多くいます。

2. リスナーから見た良さ

 次いでリスナーから見たメリットについてです。三次元の配信を普段から見ている人には二次元の配信を見ることに抵抗を感じる、あるいは実際に見ても最初は違和感を持つ人も多いのではないかと思います。
 私も実はそうでした。
 VTuber/VLiverの話題がネットのニュースなどで増えるのを見て興味はあったのですが、どうもあまり最初は惹かれませんでした。ですが今は気づくと配信視聴時間で見ると6対4くらいの割合で二次元を見ている時間の方が多くなっていて、さらに二次元を見ている時間が増えていると感じてます。
 なんでだろうと考えると、二次元方が居心地が良くて長居ができていると感じてます。その理由は2つあるのではないかと思います。

(1)生々しさが出ない

 三次元の配信で長くライバーの枠に居ついて応援していると、なにか生々しく感じる時があります。
 もともとライバーとリスナーって、例えばテレビにでているアイドルそのファンに比べれば圧倒的に距離感が近いわけです。そこでさらに長く応援していると距離感が近づきすぎるような、適当な言葉がでてこないですが後ろめたいような、そんな感覚を感じる時が三次元の配信では多々あります。人間と人間の関係なので、そこでの会話のやりとりに妙な生々しさを感じてしまうのです。

 ところが二次元の配信だとそれが無い(薄い)ように感じます。相手がキャラクターなので、距離感が近くなったような会話になっても次元の壁という距離があることで、距離感を適度に保てているのではないかと感じます。

(2)素の自分でいられる

 三次元の配信の場合、人間対人間なので、やはりリスナー側も少し身構えるところがあります。ところが二次元だと、もちろんそのキャラの向こう側には人間がいることは忘れてはいけませんが、接する相手はキャラなので、身構えること無く配信を楽しめていると感じます。

 この二つが重なることで結果として、より仲の良い友人と話しているような、そんな気軽さで配信を楽しむことができています
 その表れが私のIRIAMでのバッジの取得状況で、IRIAMのリスナーを初めてまだ5カ月ですが、すでに5カ月連続でバッジ(バッジのシステムはまた別の機会で紹介します)を取っているライバーが6人います。
 正直、三次元の配信だと同時に枠に通い続けていた人って2~3人くらいで、あとはたまに回るくらいだったので、こんなに多くのライバーの枠に通い続けているのは初めてじゃないかと思います。

 そんな良さのある二次元配信に特化した配信プラットフォームである「IRIAM」。興味を持った方はぜひ一度騙されたと思って覗いてみるのもいいのではないでしょうか?新時代ならぬ新次元への扉が開くかもしれませんよ。

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