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everylive イベント活用で応援に緩急をつける

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  everyliveでは毎日様々なイベントが開催されており、そのイベントに参加することでライバーの配信もリスナーの応援も熱が入り、配信を盛り上げるのに大きな役割を担っています。

 ですが、このイベントの開催予定などが以前は開催の直前、2~3日前に発表されるまで発表されなかったので、イベント参加の予定が立てらず、とりあえず今やっているイベントに参加してみてしばらくしたら魅力的なイベントが始まってしまった、なんてことも起きていました。

 ちょっとライバー・リスナー双方からかなり不評な点だったのですが、6月からこのイベントの予定が事前に公開されるようになりました。

 イベントの予定カレンダーはeveryliveアプリのイベントページの「エブリライブ・イベントカレンダー」のバナーから見ることができます。

 イベントスケジュール事前告知のeveryliveの運営からの公式案内はこちらになります。

  everylive 公式note

 そこでこのイベントのスケジュールも踏まえて配信の熱を高める「コツ」を紹介したいと思います。

1. 事前にスケジュールを立てる

 まずはここが基本になります。

 イベントのスケジュール今後は月末には翌月のイベントスケジュールが公開されるようになるので(実際には7月のイベントスケジュールはそれより早く公開されました)事前に参加するイベントのスケジュールが立てられるようになります。
イベントの詳細や中間締め日などの情報は今までどおりイベント直前まで公開されませんが、事前に期間がわかっていることで参加するイベントを早めに決めることができますし、それに合わせて自分のプライベートのスケジュールや配信のスケジュールをしっかり立てることでイベントが始まってからの配信時間などを確保することができます。

 また、特別なコスプレ配信や料理配信など、普段は行わないような特別な配信をそのイベント期間に合わせて準備したり、プライベートイベント(プライべ・マイイベ)の企画を準備したりと、イベント期間中の配信を盛り上げる準備も行うことができます。

 スケジュールがわかるようになったので、ただイベントを選ぶのに利用するだけではなく、それまでの事前の準備にしっかりと時間をかけることもできるようになるわけです。

2. リスナーとの共有

 ある程度自分自身でイベントに向けての準備や方針が固まってきたらリスナーにそれを共有することも重要になってきます。

 共有は配信の中でも告知ももちろんですがタイムラインやフレンズへの投稿、TwitterなどSNSを使ってリスナーさん全体に周知しておく必要があります。
その目的と効果は次の通りです。

(1) リスナーにもスケジュールを立ててもらう

 リスナーに自分のスケジュールを共有することで、リスナー側も準備ができるようになります。たとえば「そのイベントの期間は友人と遊びに行く予定は入れないようにしよう」「仕事を早く上がれるように仕事を早めに片付けておこう」といった事前の準備ができるようになります。

 前回のコラムでリスナーの一日の時間をコントロールすることを解説しましたが、これは1カ月とかのレベルでリスナーの時間をコントロールすることになります。

 コラム「everylive リスナーの時間をコントロール

 前回のコラムでリスナーの一日の時間をコントロールすることを解説しましたが、これは1カ月とかのレベルでリスナーの時間をコントロールすることになります。

 いつも応援してくれているリスナー達にはガチのイベント参戦(ガチイベ)期間はやはり枠に来て応援してもらいたいですよね。
そのためにも事前にしっかりスケジュールをリスナーさんたちと共有していく必要

(2) リスナーの課金やギフティングもコントロールする

 もう一つのコントロールとしてギフトや課金を抑えてもらう必要性もあります。基本的にほとんどのリスナーはライバーに喜んでもらいたくてギフティングを行っています。だからより効果的なギフティングをしたいという考えは常にあるので、このあとガチ参戦するイベントがあるとわかれば自然と協力してくれます。

 ただそれだけではなくイベントまでの期間はギフト禁止(ギフ禁)などの期間を設定することでリスナー達のギフトを積極的にコントロールすることも必要になります。ギフ禁ってあまりeveryliveでは見かけませんが他の配信サービスでは活用しているライバーも多くいます。

 こういったギフト禁止期間とガチイベの期間を分けることはもちろんイベントにギフトを集中させることでイベントにリスナーの応援を集中させることにもつながりますが、それ以外の効果もあります。

 それは初見リスナーの誘い込みやそのリスナーの定着化です。

 普段からギフトが飛び交っているライバーの枠って初心者リスナーやまだそんなにファンになっていないようなリスナーにとっては課金をしなければいけないのか?という同調圧力があって居づらく感じるリスナーも多いように見受けられます。

 特に他のライバーを応援しているリスナーだと気になっていても他でダイヤを使いたくないから入るのに二の足を踏んでしまう、なんて声も聞いたことが何度かあります。
そういう興味はあっても二の足を踏んでいたリスナー達や新しく来たリスナー達に課金やギフトの圧力をかけずにゆっくりと交流する期間を作ることができます。
その期間でじっくり交流を深めていけば、じゃあ少しはイベント始まったら応援しようかな?という気持ちも芽生えてきます。
そういった効果もギフトの緩急をコントロールすることにはあります。

(3) リスナーとの微調整で連帯感を深める

 当然ですがリスナーさん達も仕事やプライベート、いろいろな予定や都合があります。そうすると自分で考えた予定が必ずしもリスナー達と合わないということもあり得ます。また作戦などについても異なる意見を持つリスナーもいると思います。
事前にリスナーと自分の考えたスケジュールを共有してそこについての意見をまとめておくことでリスナー達と応援する側とされる側ではなく一緒に戦う仲間としての連帯感を深め、イベント開始まで徐々にイベントへの応援の熱を高めていくことができます。

3. 終わった後の計画も考える

 イベントが終わったあと、それで終わりではありません。その後にもやらなければいけないことがたくさん出てきます。代表的なものだけでもこれだけあります。

  • マイイベのプライズ(返礼品)の注文と発送
  • 応援してくれたリスナー達へのお礼配信
  • 協力してくれたライバー達の枠回り
  • イベント結果やお礼のタイムラインやSNSへの投稿

 そして大事なことが休養の設定です。
ガチイベ期間は配信時間も長くなりますし、応援でリスナー達もかなり消耗しています。その回復のための休養も必要になります。そういった休養をつけることで翌月、あるいは次のイベントを戦う力になって行きます。

 今回はeveryliveのイベントスケジュールが事前に予告されるようになったことを受けてイベント対応の考え方をまとめてみました。
イベントは配信を盛り上げる大きな力になりますが、今までは直前までイベントの予定がわからずに「行き当たりばったり感」がどうしてもありました。
ですがこれからは事前にスケジュールがわかるのでより戦略的にイベントにあたることが求められるようになります。
事前に得られた情報をしっかり活用して自分の配信を伸ばすのに使っていきましょう。

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